ゆっきゅん ライナーノーツ

鯵野滑郎しか勝たん。レコーディング前日までの仮タイトルは『大都会の愛し方』だった。一番好きな小説『大都会の愛し方』が映画化されると聴いて、勝手に主題歌を書かせてもらう気持ちでやりました。まあ、引っ越しをしたので引っ越しについて書きたいと思っていたのと、任意の二人の関係性が、一度距離が離れたり変化が訪れても、そのあと前よりもってくらいに仲良くなったり、良くなったりする希望を歌ってみたいという気持ちがあり、ルームシェア解消ソングを作ることになったのです。いつでも会えるよというタイトルを発見した時、いわゆるパズピス状態。パズルのピースがはまったような感じがしましたね、デニーズで。この歌詞が書けた日、私の二十代にもう悔いはないと思った。この歌でアルバムを終えられることが幸せ。