ゆっきゅん ライナーノーツ

二次会に行かなかった人の帰り道に、どんな歌が聴こえますか。人は、悲しいときに悲しい歌を聴くわけでもないし、楽しいときに楽しい歌を聴くわけじゃない。だとしても、そのための歌があったら、座り込まないで済むかもしれないようなそんな歌がこの世にあるといいのかなって。あなたが誰にも言えなかったこととか、思いたくもなかったような気持ちは、消えていかず、なかったことにもならず、どこにも行かないで、できる限り、歌にするから。見ててほしい。楽しかったことだって嘘じゃないって知ってるから大丈夫って言いたいです。

梅井美咲 コメント

ゆっきゅんさんに初めて会ったのは昨年の秋。
卒制(卒論)提出前、精神をすり減らしていた時にゆっきゅんという存在(音楽)に私は密かに助けられていました。
それがその後初対面から2週間も経たないうちにRemixをすることになり、バンドでピアノを弾くことになり、 そしてこんな形で一緒にアルバムの作品作りをする日が来るとは…!
ピアノと歌だけの曲を作りたいという事で一緒に制作した「シャトルバス」(タイトルから天才)は、 アルバムを通して聴いた時と シングルとして聴いた時ではきっと違う印象を持つ曲だと思います。 もっと淡々と表現したかったけど無理だった。聴いてください!