ゆっきゅんと初めて出会ったのは2014年、私たちが大学一年生の春。大学は違いましたが、友達の紹介で同じアイドルが好きということで意気投合し、定期的な近況報告をする仲になってからは色々な出来事がありました。 私が恋愛に暴走して、誰も知らない占いサイトに10万円課金してゲットしたおまじない画像を一緒にロック画面に設定してくれた夏、卒論が書けなくて地団駄を踏みながらお互いを慰めあった冬、私が「○○したとて…」という自暴自棄な気持ちになった時に、7分で『とて焼き音頭』という名曲の作詞をしてくれた春。

そんな季節を過ごしながら、アーティスト活動をするゆっきゅんのS席にいつも座らせてもらって、友達でありながらファンとしてずっと応援してきました。

そして10年の月日が経ち29歳の秋。日々の仕事と生活に疲れやるせない気持ちを抱えた私にとって、時に面白い友達、時に過去の自分となり優しく寄り添ってくれるこのアルバムは、かけがえのない宝物となりました。

好きな歌詞ツイート、失礼します。

「ああ フードコートに同い年がいない どんな不安を抱えたらいいの」「コンビニ行っても何もないけど」「今を大晦日にして来年なんてやめよ…結局気を取り直して働く」「心の壁が派手になる」「次行こ次って言われてもバスケをやってたわけじゃない」「気が済むまでは気が済まないよ」「好きな人より大事なのに約束ないともうダメかな」

全ての歌詞に「←わかる」となり、一曲ずつではなく一文ずつリリースをしてほしいくらいです。特に、人生に疲れたアラサーOL達は必ず聴いて、仕事を辞めたり辞めなかったりしてほしいと思います。

こんなに面白くて切なくて唯一無二の歌詞を書ける人が友達で、ありがとう。

こんなに素敵で私の人生に影響を与えてくれるアルバムを作ってくれたのが友達で、ありがとう。

これからも、よろしくお願いします。

(29歳・会社員・女性)